信濃毎日新聞:震災前に福島で製造「りんごゼリー」、一転給食に 一時は提供中止を決定

http://www.shinmai.co.jp/news/20110628/KT110627FTI090020000.html

記事要約

安曇野市教委会は、福島市の工場が昨年中に納品したりんごゼリーについて、保護者への配慮から給食には出さないと決めていた。しかし、この報告を受けた市長が「安全なら出すべきだ」と指摘したのを受け、一転、給食に出すことになったことが分かった。方針転換後、教育次長は「私の判断が甘かった」と話している。

疑問

  • 実際に保護者から懸念の声が上がっていたのか?
  • 給食に出さなかった場合、どのように処理する予定だったのか?

考え・主張

確かに福島原発の影響を懸念する声もあるが、そもそも事故以前に作られたものなのだからきちんと説明すれば全く問題ないと思う。にもかかわらず予測のみで方針を決定していたのは、単にそういった手順を踏むのが面倒だったからではないだろうか。現在は、外国などに向けて原発の影響が少ないというアピールをしているのだから、怠惰によって悪いイメージを植え付けかねないような行動をするのは控えるべきだと思う。

その他

逆になんで長野県内で作ってなかったのか「安曇野りんごゼリー」。

中日新聞:オレオレ詐欺、被害者6割に声掛け 振り込み時の金融機関

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110626/CK2011062602000115.html

記事要約

県内で被害が相次ぐ振り込め詐欺事件のうち、「オレオレ詐欺」の被害者の6割が金融機関職員らから声を掛けられたのにそのまま振り込んでいたことが、県警が行った被害者アンケートで分かった。県警は「声掛け」が被害を防いだケースも増加しているため、金融機関などとの連携を一層強化する方針。

疑問

  • 他の県と比較して、長野県の振り込め詐欺は多いのだろうか?
  • 被害者はどのような説明で職員を納得させていたのか?

考え・主張

今までの声掛けの内容はどのようなものだったのだろうか。可能性がある人に対して、「大丈夫ですか」程度のものならば、まったく意味がなかったといっていいだろう。個人のプライバシーを考えると、どのような経緯であるのかを確かめたり、振込先の確認をしたりするのは難しいと思う。しかし、現実に被害にあっている人も多いことが分かったのだから、これからはもっと踏み込んだ声掛けをしていってもらいたい。事情をきちんと説明すれば、顧客もわかってくれるだろう。

その他

こういうの見ると、やっぱ完成された手口なんだと感心しますよね。

東京新聞:小笠原諸島 世界遺産に ユネスコ決定

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011062502000058.html

記事要約

ユネスコ世界遺産委員会は、自然遺産「小笠原諸島」(東京都)を世界自然遺産に登録することを決めた。大陸から隔絶された環境で、独自の進化を遂げた豊かな生態系を保っている点が高く評価された。小笠原村副村長は「首都に自然遺産ができたのは、すごいこと。世界的にも例がない」と語った。

疑問

考え・主張

平泉遺跡と共に、現在の日本に元気を与えてくれるニュースだと思う。世界遺産が増えるというのは時期や社会情勢に関係なくうれしいことであるし、誇るべきだと思う。ただ、「首都に」というのは何か違うのではないだろうか。小笠原諸島の環境で東京23区のような生活ができるわけではないし、東京全体が小笠原諸島のような環境であったら、首都ではなかっただろう。何も間違っていないのになんかおかしいなと感じた。

その他

あれはあえて東京にカテゴライズしてるんだと思ってます。

河北新聞:グーグル、商店街撮影を本格化 元気な仙台を世界に発信

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110624t13011.htm

記事要約

グーグルが「元気な仙台の商店」を世界に発信する準備を進めている。今月に入って「ストリートビュー」と「おみせフォト」の撮影が本格化。日本法人広報部は「震災で東北や日本が駄目になったと海外から誤解されている部分もある。元気な本当の様子をグローバルに伝えるお手伝いをしたい」と話している。

疑問

  • 道路など環境については公開されないのか?
  • 海外でされている日本への誤解は具体的にどのようなものなのだろうか?

考え・主張

平泉遺跡の世界遺産登録などもあり、東北地方が観光地として注目されているように感じる。現に韓国の有名ブロガーを招待して観光客を集めようという動きもあるようだ。その中で海外における日本への誤解を解くきっかけとなるこの活動は非常に素晴らしく、評価されるべきものだと思う。できる限り多くの情報を発信することが、復興につながることを期待している。

その他

けどやっぱり本当にやばいところは写せないんでしょう。

東京新聞:放置自転車100台 気仙沼へ 被災者の足に 松戸市再生

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110623/CK2011062302000062.html

記事要約

被災者らに使ってもらうため、松戸市は市内の持ち主が現れない放置自転車を市民の協力で再生し、宮城県気仙沼市の人たちに贈った。警察による手続き、松戸自転車バイク協同組合が無償による点検と整備、千葉県トラック協会松戸支部による輸送など、地域住民が協力し合う形の支援となった。

疑問

  • 被災地では自転車の需要はどれくらいあるのか?
  • 子供用や高齢者に向けた三輪車などは含まれていないのか?

考え・主張

自転車があれば、自動車が使えない地区であっても移動できるので、被災者にとってはとてもうれしい贈り物だろう。復興に向けて大きな力を持つ支援だと思う。ただ、自転車があっても使える環境になければ意味がなくなってしまうだろう。被災地の現状について詳しくはわからないが、こういった好意が寄せられているのであれば、道路整備などを優先的に行ってほしいと思う。

その他

バイクとかも燃料の確保さえできれば送れそうですね。

東奥日報:太陽2つ?八戸で「幻日」現象

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110623084533.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

記事要約

22日夕方、八戸市沼館地区周辺の上空で、太陽から離れた位置に別の光の塊が見える自然現象「幻日(げんじつ)」が見られた。幻日は、大気中の氷の結晶に太陽光が当たって起こる現象。青森地方気象台によると、この日の八戸市の雲の状態から、幻日が出てもおかしくない状況だったという。

疑問

  • 過去にどれくらい発生した記録があるのか?
  • 幻日は直接目で見てもよいものなのだろうか?

考え・主張

太陽が2つなど、どこかのマンガのような光景だったように思う。条件に「日暈」というキーワードがあったのでどのようなものか調べてみると、「太陽の周りに光の輪ができる現象」であるそうだ。幻日と共にぜひ生で見てみたかった。自分はまだ日食すらまともに見たことのない人間なので、こういう天体の珍しい現象には少し憧れている。いずれ見てみたい。

その他

蜃気楼とはまた違うものなんでしょう。

河北新聞:パチンコ店が輪番で休業 東北電力管内の7県、来月から

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110622t75001.htm

記事要約

電力不足対策として、東北6県と新潟県の7遊技業協同組合は、7月から9月にかけてパチンコ店を月2回以上輪番で休業させることを決めた。営業中も店内の照明を半減するなどして、業界全体で20%以上の節電を目指すという。宮城県の竹田隆理事長は「批判の声にも耳を傾け、節度ある営業を心掛けたい」と話している。

疑問

  • 他の地域ではこの活動をやらないのか?
  • やれば節電できるのに、なぜ今までやってこなかったのか?

考え・主張

↑の疑問が他の活動でも同じことが言えると思う。毎年、省エネやらエコやらで節電を呼びかけていたとは思うが、実際に行っていたのはどれくらいの人がいたのだろうか。今までやっていなかった人らが、震災があったからと言って「節電すべき」と口をそろえて言うのは、正直言って虫唾が走る。確かに節電は大事なことで、福島原発の事故があった今、必要とされているのはわかる。だが、できるなら毎年やれよと言いたい。結局は都心の電力を費やさないようにしているだけだろうと思うと、もう。

その他

「エコ」と「エゴ」って似てますよね。や、全然気にしないでください。